【061220】Balata Film Collectiveへのカンパについて
「遅ればせの……９／２集会のまとめ」で触れさせていただいた、今回のフィルムを作成したグループ「Balata FilmCollective」などの活動を行っている「バラータ・キャンプ・ネット」へのカンパについてご報告します。
私たちの集会で上映した『キャンプに太陽は輝かない』（原題：The Sun Doesn't Shine in the Camp）は、パレスチナのヨルダン川西岸地区ナブルス市域内にあるバラータ難民キャンプに住む若者たちのグループ「Balata Film Collective」が作成したものです。彼らはその作品群をパレスチナの現状をアピールするためにＷｅｂにて無償公開しており、私たちはその高画質な動画ファイルを使って今回の上映を行うことができました。
私たちの集会が黒字に終るなかで、その映像を私たちに与えてくれた「Balata Film Collective」にも、わずかとはいえその収益が還元されるべきだろうということになり、これから発行する９／２集会『報告集』の将来的な売上げとあわせて少額のカンパを行うことを、運営委員会では決定しました。金額は日本円で50,000円。
そして、〈ミーダーン〉運営委員でもあり、ちょうどこの時期にパレスチナ・オリーブのおしごととしてもパレスチナに渡ることになっていた早尾貴紀さんに、このカンパを託し、バラータに向かってもらうことになったわけです。
そして10月27日、早尾さんは「バラータ・キャンプ・ネット」の ムハンマド・ファッラージさんらに会って、無事カンパを渡すことができました。別項で、早尾さんからBalataについて報告していただきます。
（2006年12月20日／文・Ich）
