Home企画へのお誘い【080621】【連続セミナー・第1回】パレスチナの民族浄化と国際法

【080621】【連続セミナー・第1回】パレスチナの民族浄化と国際法


    連続セミナー・<ナクバ60年>を問う(全6回)

■問題提起
    臼杵陽(中東現代史/日本女子大学文学部教授)
    阿部浩己(国際人権法/神奈川大学法科大学院教授)
■日時 6月21日(土)18時開場・18時15分開始(21時終了予定)
■場所 文京シビックセンター4階 シルバーセンターホール
 [所在地]文京区春日1ー16 ー 21
 [地図] http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
 [交通]東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩 1 分
     都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1 分
     JR総武線水道橋駅徒歩8分
■参加費 800円

 あの出来事はナクバ(大厄災)という言葉で表現しきれるものではない、「民族浄化」と定義すべきだ。反シオニズムの立場をとる、今やほとんど唯一のユダヤ系イスラエル人歴史家であるイラン・パペはそう述べる。では、あの出来事を「民族浄化」と捉えることで何が変わり、ナクバをめぐる議論をどのように前に進めることができるのか。ナクバの実態、そしてイスラエルにおけるナクバ認識や歴史叙述をふまえつつ、国際法の活用の可能性という視点から、「民族浄化」という捉え方の有効性と検討課題を考える。


セミナー呼びかけ

 今年2008年はイスラエル建国によってパレスチナ社会 が崩壊し、パレスチナ人が難民化された大災厄〈ナクバ〉から60年目の年 です。パレスチナを取り巻く状況と抵抗運動のあり方が劇的な変化を遂げたこの歳月をふり返るとき、そしてこの地における出来事が世界全体と関わりをもつことがかつてないほど明らかにされている現状に思い至るとき、この〈ナクバ60年〉が単なる回顧や一区切りとして切り縮められてしまってはならず、問題を共有しうる領域を広げるための〈窓〉として真に生かされなくてはならないと感じます。
 人権や民族自決といった普遍的に依拠しうる概念が これほどないがしろにされ無力化されたパレスチナという場所にあっては、さまざまな立場の人々の活動/研究領域における経験知が共有され、多様な方法が蓄積・共有されることが必要です。その努力の表現として私たちミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉は、できるだけ多様な視点からの問題提起を受けとり、持続的に討論をする機会をもつことを選びました。参加される方それぞれによって〈広場〉が続けられ、至るところに拡散されることを願っています。


主催:ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉

    ■連絡先
    メールアドレス:speakout.demo@gmail.com
    郵便物送付:〒162-0823東京都新宿区神楽河岸1 -1
    東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.114
    ミーダーン 〈パレスチナ・対話のための広場〉気付
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