■日時 5月31日(日)14:00 開始(13:30開場)
■場所 在日本韓国YMCA (千代田区猿楽町2−5−5/
JR水道橋駅徒歩6分、御茶ノ水駅徒歩9分、地下鉄神保町駅徒歩7分)
ビラ表面
ビラ裏面
■タイムテーブル
14:00〜15:00 シンポジウム
[パネラー]
板垣雄三(東京経済大学名誉教授)
東澤靖(弁護士/明治学院大学法科大学院教授)
役重善洋(パレスチナの平和を考える会)
山崎久隆(たんぽぽ舎/劣化ウラン研究会)
15:15〜17:15 分科会(下掲参照)
17:30〜18:30 全体会
イスラエルの政策を変えさせるために、世界のどこに住んでいようと、そこでの生活の中から取り組める手段としてのボイコット。誰もが実行可能な、直接的な意思表示だ。どんな製品/企業が、どういう理由で対象となるのか、どんな方法があるのか。これまでのボイコット運動から学べることは? 議論を通じて、さまざまなことが見えてくるだろう。
ガザへの細々とした「武器密輸」が報道される一方で、イスラエルの公然たる武器/兵器生産や輸出が、ほとんど報道されていないってどういうこと? アメリカの最大の武器輸入国であり、中国や南米への武器供給国でもあるイスラエル。今回問題になった白リン弾の使用実態など、イスラエルの戦争犯罪を具体的にあぶり出し、抗議/非難してゆこう。
イスラエルによる、あの惨い殺りく。放置してしまえば、それが「許される」行為だということになってしまう。ガザ侵攻を押し進めたイスラエルの指導者たちを裁き、国際法の下に明白に犯罪として名指しされる必要がある。2003年に設置された国際刑事裁判所への案件付託は、国際的に声が高まれば実現可能なものだ。ではどうやって声を上げる?
外務省のホームページを見ると、イスラエルがパレスチナを占領しているという事実が書かれていない。まるでイスラエルとパレスチナが「対等に」対立しているような書きぶりだ。こんな例は枚挙に暇がない。そもそもイスラエルの建国の経緯からして問題だ。もう一度歴史の事実を確認しながら、日本の報道や公式文書のおかしさにどんどんケチをつけよう。
ガザへの侵攻で1300人あまりのパレスチナ人を殺りくしたイスラエル。長年パレスチナ占領を続け、パレスチナの消滅さえ目論んでいるように見えるこの国が根本的にその政策を改めない限り、この地における問題はいつまでも解決しないままでしょう。
「スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!」をはじめとする抗議行動のさなか、私たちは「今こそイスラエルに対するボイコットが必要だ」という声をあちこちで耳にしました。2003年以来、パレスチナの諸団体がイスラエルに対する「BDS(ボイコット/資本引き上げ/経済制裁)」を呼びかけてきましたが、日本国内ではなかなか具体的な運動のかたちにできないままでした。しかしもはや、こうした呼びかけに対して沈黙を決め込むことは許されないのだということを、私たちはガザ侵攻という最悪の事態によって思い知らされました。
イスラエルの占領政策をやめさせ、パレスチナ人との共存に向かわせること。そのためにさまざまな立場の人たちが知恵やアイデアを出し合い、これまでの経験を共有し、今後の取り組みへの力としましょう。そのための足がかりの場として、私たちは4つの分科会と全体会を企画しました。